京阪電車にて

ある休日、私は京阪電車に乗っていました。

丹波橋で、小学生らしき男の子と声の大きなお父さん?が乗ってきました。

男の子は、お父さんに聞きます。

「次降りる?」

お父さんは言います。

「まだまだやな。」

5分後に男の子は聞きます。

「次降りる?」

お父さんは言います。

「次の次の次の、、、まだまだやな。」

「北浜で降りるよ。」

男の子は言います。

「家に帰る、4時56分!」

お父さんは言います。

「惜しい!5時です!」

男の子は混乱します。

「4時56分、57分、58分、59分・・・。」

 

私は車窓を眺めながら、考えます。

“男の子は何が不安なのかな?”

“時計は読めるのかな?”

“どんな視覚的なものがあると、安心するかな?”

 

そんな事を考えながら、私は子どもとひらパーに行きます。

いつでも、どこでもアセスメントしてしまう、私。。

職業病かな?

 

日々の支援でも、目の前の利用者さんと向き合い、

アセスメントをしていい支援に繋げたいと思う今日この頃です!

 

柳本 絵美子