社会復帰と子育て

4月に産休・育休から復帰しました谷口です。

早いもので、息子も1歳3ヶ月になりました。

保育園の洗礼をしっかり受けてよく熱を出し、流行っているRSウイルスにも罹り1週間お休みなんてこともありました…。

急にお休みをさせてもらったり、呼び出しで早退したりといったことも多いのですが、理解のある職場でありがたいです。

しかし、やはり申し訳なさを感じながらのお休み、早退になるので、世のワーキングママはこんなにも大変なのかと実感している日々です。

1年前はまだ寝たまま腕を動かす程度しかできなかった息子も、伝い歩きや、両手を持って歩くのが上手になりました。

「くっく履いて保育園行くよ」と言ったら玄関に行って靴を持っていたり、「にゃんにゃどこ?」と聞くと家の猫のいる方を指差したりと、最近はわかることがどんどん増えており成長を感じていますが、まだ1人で歩く気配がありません。

息子と誕生日が数日違いあの子はもうしっかり歩いている、同じぐらいの月齢の子ももう意味のある言葉を話始めているなど、どうしても比べてしまうところもあり、ネットで調べてまだ大丈夫という情報を見て安心したりもしています。

今は調べればすぐに色々な情報が手に入る時代ですが、今通所されている利用者さんのご両親はもっと情報が手に入りにくい、自閉症・発達障害という言葉もまだまだ認知されていなかった時代に子育てをされていたのだと思うと、私の想像を超える大変さがあったのだろうと思います。

先日、もう大きいお孫さんがいらっしゃる職員の方とお話しをしていたのですが、「孫はかわいいけど、もし何かあった時一番は我が子」とおっしゃっていました。子どもがどれだけ成長して大きくなっても、大切で愛おしい存在ということに変わりないんだなと、とても印象に残った言葉でした。利用者さんのご両親にとっても、利用者さんはそういう存在であり、そういったご両親の思いを忘れないようにしないといけないなと思いました。

私もこれからまだまだやんちゃになっていきそうな息子と笑って悩んで試行錯誤しながら、向き合っていきたいなと思います。

谷口