Everyday is Holiday!

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

最近、5年ぶりに眼鏡を新調しました。古い眼鏡はかけている時にはそこまで見えにくいとは感じていなかったので、どちらかというと見た目を変えて気分転換にでもなればいいなと思い購入しました。しかし、お店で新しい眼鏡を受け取り、かけた瞬間景色が変わりました。モノの輪郭や色合い、光沢などが非常にくっきりと視界に入り、世界はこんなに煌びやかだったのかと感じました。

元々気にはなっていたのですが、以前の眼鏡には少しずつ傷が蓄積しており、視界がやや曇っていたようでした。

実は長女も同じタイミングで眼鏡を購入、こちらは本人にとって人生初の眼鏡で、かけた瞬間は非常に感動していたようで、初めて視界が変わったらそれはそうなるだろうな、という理解をしていた直後で期待をしていなかったということもあったのですが、自分がこんなに変化を感じるとは思ってもみなかったのです。

 

さて、ここで今年の抱負といいますか、これは人生の残り時間においてもずっと大事にしたいことがあるのでご紹介します。

それは「幸せの解像度を高く保つ、小さな嬉しい変化を大事にする」です。

眼鏡の一件で感じたことと同じなのですが、日々暮らしていると安定していることはもちろん一定喜ばしいのですが、慣れきってしまい変化を感じにくくなったり、悪い所ばかりが目立ってしまい気がつけば面白く無くなっていくことがあるなと感じています。また、30代後半にさしかかり時間の感じ方が明らかに変わり出しました。あっという間に1日が終わっていくのです。よく〈ジャネーの法則〉と言われ、心理学的に「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」という現象を説明したものでまさにそうではないかと感じます。

 

そもそも「老いる」ということ自体もどこか他人事のように思っていました。このままでは気がつけば人生終わってしまうのかもと少し寂しさと焦りも感じています。

昔は体が勝手にアクティブに動いて様々なことにチャレンジをしたり、多くの出会いをすることができていましたが、近年は世の中的な状況もありなかなか叶わないことも多いと思います。

なおさら、日々の小さな変化に喜べる感性を保ちつつ、愉快な気持ちで暮らしていきたいなと強く思った次第です。キーワード、ありがちですが「Everyday is Holiday!」の気持ちでやっていきます!

林田